校長あいさつ

本校は、福島県浜通り地方最北端の町である新地町の南側に位置しています。学級数7、全校生153名、素直で元気いっぱいの子どもたちが通う学校です。
私たちの校舎は旧国道6号線の西側にあり、ミニキャンパスを思わせる、時計台と中庭が印象的なデザインです。平成13年に建てられた校舎は、オープンスペースを広くとった教室棟、吹き抜けの多目的ホールや図書室はとても開放的で、多面的に学習活動が展開できるスペースとなっています。特別室棟と体育館は別棟になっており、敷地内の屋外通路を通って移動します。通路脇には野外ステージも設置されており、様々な学習活動を工夫・展開できる可能性に富んでいます。


本校は「かしこく やさしく たくましく」の教育目標のもと、本年度の重点目標を、「こつこつ とことん」と設定しました。
「こつこつ」とは、自分の目標にむかって、確実に「こつこつ」努力を積み重ねていくこと(努力、継続、誠実)、「とことん」とは、苦手なこと、新たな課題に対しても、あきらめずに「とことん」取り組むこと(本気、徹底、挑戦)の意味が込められています。子どもたちも教職員も、この「こつこつ とことん」を合言葉に、教育目標達成のために頑張っています。


本校の特色ある教育活動のうち、3つを紹介します。


1つ目は、町内全小中学校が、総務省及び文部科学省の事業を受けた「ICT活用」を図った授業の充実に取り組んでいることです。全ての教室に電子黒板や大型テレビを配置するとともに、タブレット端末機が一人一台ずつ使用できるよう備え付けられています。また、ICT機器の活用を支援するICT支援員2名が配置され、授業の充実を支援しています。11月には、町内の小中学校でICT活用発表会が開催され、全国から多くの方が参加します。学校・教育委員会・関係企業等の連携により、子ども一人一人の活用力と学ぶ意欲、思考力・判断力・表現力を高め、福島の未来を担う人材育成に努めています。


2つめは、これも町内全小中学校が、健康的な生活に向けて食を中心とした生活習慣の改善に取り組んでいることです。「新地の子どもは、さ・わ・や・か・だ!」をスローガンとして、魚、和食、野菜、海藻、だしや大豆食品を中心とした食材、地場産物を積極的に活用した給食の実施、親子食育講座、我が家のおすすめ料理コンテストなど、町をあげて食育を進めています。2月には地域学校保健委員会が実施され、町内の教職員、学校医など顧問の先生方、教育委員会、保護者が一堂に介して、健康課題について話し合う場を設けており、家庭への啓蒙も図られています。


3つ目は、「花いっぱい運動」を中心とした緑化活動、学校環境整備の充実に努めていることです。本校は、昭和51年に「新地町緑の少年団」を発足させて以来、伝統的に緑化活動や花いっぱい運動に取り組んできました。全校生で花壇やプランターに花を植える活動に加え、地域の方々と協力して花壇づくりをしたり、地域の施設にプランターを贈ったりしています。その成果が認められ、H29全国花のまちづくりコンクール農林水産大臣賞、H30福島県知事賞を受賞しています。本年度も、地域の方々にもご協力をいただきながら、花いっぱい運動を進めて参ります。
 ※今年度4月26日、緑化推進運動功労者 内閣総理大臣賞を受賞しました!


人と自然が共に輝き、笑顔あふれる新地町。駒ケ嶺小学校は、まちづくりへの貢献をめざし、日々教育活動に励んでいます。


                                                                                           平成31年4月1日
                                                                                                                新地町立駒ケ嶺小学校長 遠藤 和宏