校長あいさつ

 本校は、福島県浜通り地方最北端の町である新地町の南側に位置しています。学級数7、全校生138名、素直で元気いっぱいの子どもたちが通う学校です。私たちの校舎は旧国道6号線の西側にあり、ミニキャンパスを思わせる、時計台と中庭が印象的なデザインです。平成13年に建てられた校舎は、オープンスペースを広くとった教室棟、吹き抜けの多目的ホールや図書室はとても開放的で、多面的に学習活動が展開できるスペースとなっています。特別室棟と体育館は別棟になっており、敷地内の屋外通路を通って移動します。敷地内には、たくさんの草木が植えられており、季節ごとに学校生活に彩りを与えています。自然豊かな環境の中で、子ども達はのびのびと学校生活を送っています。


 本校は「かしこく やさしく たくましく」の教育目標のもと、本年度の重点目標を、「進んで こつこつ 最後まで!」と設定しました。「進んで」とは、学習や学校生活のあらゆる活動に主体的に取り組むこと(主体)、「こつこつ」とは、自分の目標にむかって、確実に「こつこつ」努力を積み重ねていくこと(継続)、「最後まで!」とは、苦手なこと、新たな課題に対しても、あきらめずにやりきること(徹底)の意味が込められています。
今年度は、子どもたちも教職員も、この重点目標を合言葉に、教育目標達成のために頑張っていきます。


 本校の特色ある教育活動のうち、3つを紹介します。


 1つ目は、町内全小中学校が、GIGAスクール構想の充実に向け「ICT活用」を図った授業の充実に取り組んできたことです。全ての教室に電子黒板や大型テレビを配置するとともに、最新のタブレット端末機が一人一台ずつ使用できるよう備え付けられています。また、ICT機器の活用を支援するICT支援員が配置され、授業の充実を支援しています。11月には、町内の小中学校でICT活用発表会が開催されます。令和3年度は新型コロナウィルスの影響により規模を縮小しての開催となりましたが、例年、県内外から多くの方が参加します。学校・教育委員会・関係企業等の連携により、子ども一人一人の活用力と学ぶ意欲、思考力・判断力・表現力を高め、福島の未来を担う人材育成に努めています。


 2つめは、これも町内全小中学校が、健康的な生活に向けて食を中心とした生活習慣の改善に取り組んでいることです。「新地の子どもは、さ・わ・や・か・だ!」をスローガンとして、魚、和食、野菜、海藻、だしや大豆食品を中心とした食材、地場産物を積極的に活用した給食の実施、親子食育講座、我が家のおすすめ料理コンテストなど、町をあげて食育を進めています。また、新地小学校の栄養教諭を講師として招き、「食」に関する授業を行ったり、そらまめやグリーンピースの皮むきを行うなど、自分が食べる食材を実際にさわってみる体験をしたりするなど、「食」への興味・関心を高めるための取組も行いました。




 3つ目は、「花いっぱい運動」を中心とした緑化活動、学校環境整備の充実に努めていることです。本校は、昭和51年に「新地町緑の少年団」を発足させて以来、伝統的に緑化活動や花いっぱい運動に取り組んできました。全校生で花壇やプランターに花を植える活動に加え、地域の方々と協力して花壇づくりをしたり、地域の施設にプランターを贈ったりしています。その成果が認められ、令和元年の緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞をはじめ、数々の小を賞しています。本年度も、地域の方々にもご協力をいただきながら、花いっぱい運動を進めて参ります。

    
 自然が共に輝き、笑顔あふれる新地町。駒ケ嶺小学校は、まちづくりへの貢献をめざし、日々教育活動に励んでいます。


                                                                                    令和4年4月1日
                                                                                                                    新地町立駒ケ嶺小学校長 五十嵐 隆之